スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

『こどもの時間』 ポレポレ東中野で上映中!

今夜、ポレポレ東中野のレイトショーで、野中真理子監督の『こどもの時間』を観た。この作品、まさに秀逸である。何度観ても、感動が込み上げてくる。これほど、声を上げて笑って、泣くことがゆるされる映画はなかなかない。

埼玉県桶川市にあるいなほ保育園がこの映画の舞台。5年間のこどもたちの記録である。

ファーストシーンは、卒園式。卒園生ひとりひとりが、全身はちきれんばかりの喜びで身体をはずませ、みんなの前を歩きながら、卒業証書を高々と掲げる。その生き生きとした姿、まさに生命が躍動しているこのワンシーンだけで、ガツンとやられてしまうのである。

ほっぺを真っ赤にして鼻を垂らしたこどもたちが、こどもたちの世界の中で、こどもの時間を過ごしている。そして映画は、それらをこどもたちの成長や学びに安直につなげていこうなどとはしない。ついつい大人がすぐに聞きたくなるような保育園の背景や、こうして育ったこどもたちを他と比較して賞賛するようなこともしない。ひたすらこどもの時間に寄り添って、じっと見つめている。まさに、この作品自体が“こども”のようなのである。それがこの映画を制作している人たちが本当にこのこどもたちの姿に心動かされた証のように思えてくる。

生命力溢れるこどもたちの姿をじっと観られることが、どれほど幸せな時間であるか。そして、一番大事なただひとつのことを感じるのである。生命ってスゴイ!ということを。そして、ああこういうものを観たかったんだ、と言いたい気持ちになる。

カメラを向けるという行為は、たいていがごくごく個人的な思いから始まることが多い。でもそれが個人の領域を抜け出して、普遍的なものにつながっていくこと、そこまで昇華されること。そこに作品としての大きな別れ目があるといつも思う。私の映画製作も、どうしたらそこへ辿りつけるのか、寝ても覚めても、そのことはいつも頭から離れない。

ぜひぜひ『こどもの時間』観てください。まだ観ていない方はもちろんのこと、観た方もぜひもう一度!30日までポレポレ東中野で上映です。

映画『こどもの時間』
1月30日までポレポレ東中野でレイトショー上映(19:15~)

こどもの時間
「こどもの時間」上映委員会


スポンサーサイト
  1. 2009/01/17(土) 23:20:54|
  2. 気になること
  3. | トラックバック:0

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://holynoshima.blog60.fc2.com/tb.php/41-7b0052ae
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。