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正月の風景 その1

祝島のお正月は、とても静かなのだと聞いていました。冬になると風が強くて寒いし、海が時化て定期船もかなり揺れ、孫たちを呼び寄せるのには忍びない。だからお盆の方が、帰省客は断然多くて、にぎやかなのだと。今年は神舞があって、普段なかなか帰ることができない人も夏に戻ったこともあり、なおさら正月は静かだろう、ということでした。

それでも、いつもの島から比べると、年末年始を祝島で迎えるために帰ってくる人たちで、ほんのりにぎやかになって、みんな年越しの準備で急がしそうで、いよいよ年の瀬が迫っていることを感じるのでした。

お正月に欠かせないもの…それはお餅。祝島では、まだまだ自宅で餅搗きをするお家がたくさんあります。若手がいなくなり、さすがに杵で搗く光景は見られなくなりましたが、それでも、大概のお家には、自家用餅つき機があって、餅は自分たちで搗くもの、というのが祝島では大方の感覚なのです。

29日の9(苦)が明けて、30日をまわったら、餅搗きの準備が始まります。この日は、いつも遊びにいくイトウのおばちゃん家を訪ねました。親戚、友人、そして息子さん、娘さん夫婦と総勢7人。

30日の午前0時半から、お米を蒸すために、竃に火を入れました。普段は使われずに眠っている竃も、この時とばかりは大活躍。火の番は男衆の役目です。

餅米が蒸し上がると、餅つき機にお米を入れていきます。餅つき機にも、各家庭によって、色々な種類があります。お肉をミンチにする機械を大きくしたような業務用のもの、パンこね機にも使える炊飯器のような形状のものなど。

そして、つき立てでまだアツアツのお餅を、女衆がきれいに丸めていきます。お供え用のお飾り、丸餅、そしてあんこを入れた“あんべん”。

正月餅つき風景


餅米を蒸かす甘い匂いと、餅つき機が廻る音。そして「昔の餅つきは~」なんて話しながら、笑いながら、わいわい作業を進める風景は、本当に楽しそうで、活気に溢れています。昔は、ここに小さい子どもも加わって、それはそれはにぎやかだったんだろうな、と想像します。


よもぎ入りのあんべんは、大福よりもひとまわり大きくて、あんこもたっぷり。撮影が終わったときに、大久保さんと私にあんべんを焼いて下さいました。口いっぱいにほおばって、つきたてのお餅のおいしさに感動。でも一個でお腹はいっぱいです。イトウのおばちゃんは、「アンタ、若いのに一個しか食べないなんて、どうしたものか」と言います。ほんとにお腹いっぱいなのです。それならばと、イトウのおばちゃんの娘さんは、そのあんべんを三個、食べたのでした。さすが!

その後も、餅つき風景を撮影してまわる度にあんべんをごちそうになり、この日は、完全に甘いもの摂取オーバーとなったのでありました。

正月お餅


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  1. 2009/01/06(火) 12:56:07|
  2. 撮影編
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